釣行レポート
2006.08.02-07
シイラに懸ける情熱!5日間のシイラ釣行(上屋敷隆)
今回の釣行は、シイラ5日間! 2日間は東海地方まで南下し、大王崎沖へ。
3日間は関東のシイラのメッカ、相模湾で。

果たしてどのような釣行となるのか・・・??

初日は昨年、釣りビジョンの取材でもお世話になった南勢町・翔栄丸さんを訪れた。

この海域は、黒潮がぶつかり、20kgオーバーに
最も近い海と言われる程、魚影が濃い!
しかし今年は、黒潮が離れている為か…海域の水温が安定せず当日は水温22℃台とヒンヤリ。
まだ関東と同じで、夏の海とは言いがたい。
港を出港し南東へパヤオを目指す。

一投目からDUELスライダー140でヒットするが
サイズがイマイチ…しかも続かず?
同行してくれた松ちゃんこと松谷さんも
キャッチ。
その後も、長時間、船上に立ち、
流れ藻や漂流物をみんなで探すが、
サイズアップは望めず納竿。

早朝4時半に出船し、港へ戻ったのは16時を過ぎていた!!

翌日は東へ走り、伊勢志摩・安乗港の
シーフレンド片山丸 へ向かった。
4時半に出港し、大王崎をはるか東へ。
伊勢湾から流れ込む水潮がまだ影響している
ようだ。
水面にはシラスが沸き、シラス漁が盛んに
行われている。

潮目沿いに船は進むと理想的な大木が!
正しくシイラ祭りの始まり!!
船上は戦場と化す・・・。

サイズも引きの強いオスが多く
全員がファイト!ファイト!

クロスラインを避け、
一人づつランディングしていく。
DUELブル150をバックリ咥え、活性が少しづつ上がってる感じがした。

松ちゃんも良型! 遠征の楽しみは、大魚だけではない!

東京では見かけない、伊勢で作っている
「おにぎりせんべい」これがまた旨い!


その後サバ祭りが始まり…
私は乗り子に徹して〆係り!
港に戻り、仲間とイサニイこと片山勇船長と
記念撮影!
シーフレンド片山丸。夏はシイラのキャスティングからカジキまで狙わせてくれる硬派船だ!!

3日目は東京へ戻り、
8月5日三崎漁港で行われた、
第1回三浦・海のフェスティバル2006へ。

釣り大会の他、屋台やマリン用品展示販売、
各社ボートの体験試乗会、稚魚放流体験会ではマダイの赤ちゃんを放流!
などのイベント盛りだくさん。
“みんなで三浦の海を楽しもう!”という
一般参加型の釣り大会です。

我々は、 トレードウィンズ 社長の保有する
オーストラリア製41fのクルーザー、
ホクシン号での参加。
相模湾を南下し、沖の瀬へと向かう。
すると20畳はあろうか?大きな漂流物が!?
ん?この漂流物は?どこかで見た事が

一週間前に出船した時に相模湾内にあった筏?
爆食いしたあのイカダか〜!

射程距離に近づき、ロングキャスト!
一投目から爆食いシイラ祭りが始まった!!

上屋敷はとっととランディングし、このとおり。 岡田がファイトする。 酒井は 「マヒジャーク」で!

無事ランディング成功! 岡田はこの後、ネットから飛び出て失敗! 阿部さんも無事ランディング。
大きなシイラはランディングまで気が抜けない!

途中、上屋敷がステアリングを握る!? ストップフィッシング、三崎港に入港し
帰着申告を済ませ、検量へ…
好成績のようだ。

あがった後はフラダンスや演奏などが催され、
19時からは大詰めを向かえ、いよいよ表彰式。
女性で最大を釣り、レディース賞を酒井が 個人最大の特別賞は上屋敷が!
(大会賞品は辞退し賞状だけ頂きました)

チーム賞は阿部さん・大橋さん・酒井の2位と 上屋敷・岡田チームは3位! チーム優勝は、カーデザイナーの由良さんと
高井戸 ブルーウォーター の徳永さんチーム。
その晩は、ホクシン号での船中泊となった。

4日目は、第22回 JGFA ライトタックルトーナメント。
三崎港で、相模湾をエリアに毎年行われているこの大会に 「GANNET」一員として参加。

昨年、GANNET・Aチームは、惜しくも優勝を逃し準優勝。
今年も、A&Bチームの計16名でのエントリー。

少しづつ水温が上昇し、連日又長100cm超えが上がるなか、 本番で又長100cm超えを探し、ヒットさせる事が果たして出来るか?
1チーム又長80cm以上2尾の合計を
競うこの大会だが、
目標数値100cmを2本をクリアーしなければ、
まず優勝は無理。

早朝エントリーを済ませ、5時半に
スタートフィッシング。

Aチームは西へ、
Bチームは沖の瀬方面へ進路をとった。

Aチームは、すぐに南北の潮目を発見し
沿うように大きな漂流物を探す。
先陣を斬ったのは仲前君。又長98cm。

そのころBチームは、沖の瀬へ向かい
南に進路をとっていた。

長い潮目を流していると、
小久保さんが良型をヒットさせファイト!
シゲさんがランディングを担当! で!でかい〜


ゆうに叉長110cmを超えているではないか!

・・・しかし、この後続かず終了。

さてAチームは・・・?
二番手は、酒寄君が、又長90cmジャスト。

三番手は、初参加の岡安さん又長99.5cm!
チーム団結し、漂流物やフラつきシイラを探すが・・・

途中、80以下のノンキーパーを幾つか即リリースするが、100越えが難しかった!

終盤、荻さんが、又長94cmをゲットする。 結局、98+99.5cm=197.5ポイント、ちょっと弱い。
100越え2尾の目標達成出来ずに終了。

今回のAチームは、昨年2位になった時に
釣ってないメンバーが釣っています。
面白い事があるもんです。

そして、室内のクーラーの効いた会場での
表彰パーティーが行われた。
Bチーム小久保さんの112cmが個人大物賞!(同寸で2名)

Aチームは、第3位! またもや優勝を逃したAチーム。
ビッグフィッシュを獲ったものの、
後が続かなかったBチーム。

本当にお疲れ様でした!!
来年また、頑張りましょう!
最終日は、昨日の会場から、同じく三浦半島
西岸の荒崎へ向かい、 丸伊丸
3度相模湾を攻める!

太平洋上には台風が三発だが、
相模湾はまだベタ凪を保つ。
水温は港を出てすぐに24℃台、更に進むと26.9℃まで上昇!
台風の影響で暖かい潮が押されているのか?

丸伊丸は、カタクチイワシを積むチャミング船。
シイラの他、カツオやキメジを有効に狙えるのが
チャミング船の利点である。

早速、潮目にシイラを見つけチャム開始。

チャミングといえば 「マヒジャーク」
そして今年発売したばかりの 「ひしこ」
案の定アタリが止まらない。

小さいサイズも多くなる季節だが、まだまだこれからが夏本番である。
大橋さんが使うマヒジャークに!

この日使われたカタクチイワシと 「ひしこ」 上屋敷は、阿部さんが持参した高級フライ
タックルを借り、挑戦すると直にヒット!






岡田もフライで楽しむ
酒井は一本釣りへ挑戦!!
船長に指導されすぐに実践!
すると・・・

ノッタ〜!!シイラごぼう抜き!!
次はカツオだ〜なんて言ってます。
ハッポウさんも阿部さんの指導で またもやひしこで大橋さん船長との2ショット!

流れ藻が大好きなマツダイも!2.9kgあった! ひしこ」が大活躍!
釣れている時は、テールフック1本が良かった!

チャミング船での「ひしこ」の爆発力は すこぶる良い!


酒井も「ひしこ」で 潮目沿いを炎天下の中、探していると
操舵室上から船長と
サメ付きイワシ団子を発見!
カツオ?

慌てて上屋敷は操舵室からライジャケも帽子も被らず着ず(悪いです)ロッドを持った。
マヒジャークをキャストし、2ジャーク目に!
ん?ドラグが鳴った!!サメです!


ナイロン16LBでファイトし、
15分後にサメは浮いた。
ところがギャフが無く、ランディングできない。
モリを撃つが、反転しリーダーを切っていった。
推定50kg位かな?
100kgクラスをナイロン16LBでやってみたいが
中々、食ってくれない。
マイ・フライングギャフを持ち歩こうかな・・・?
こうして強行シイラ釣行は終了。

東海と関東、チャミング船、
大会あり、プライベートあり。
船も、遊漁船はもとより漁船、クルーザーまで。

同じ魚でも色々なスタイルで
5日間を満喫した!

これから関東は、カツオやキメジ、本メジ?も
混じり、秋まで我々を楽しませてくれることを
祈る!

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